多田瑤子反権力人権賞を受賞しました‼

 当連絡会に第33回多田瑤子反権力人権賞が授与されました。

これは長年に渡る私たちの活動を認めていただいたものと感謝申し上げます。
また、これまでご支援・ご協力してくださった皆様のおかげでもあると、併せて感謝の意を表したいと思います。
そしてこれを機に、なお一層差別・排外主義との闘いに力を尽くしたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

選考理由は以下の通りです。

「「「差別・排外主義に反対する連絡会」の選考理由

 2009年に起きた、埼玉県在住のフィリピン人一家を「追放しろ」という嫌がらせのデモは、「在特会」ら「行動する保守」を標榜する差別・排外主義勢力の存在を浮き彫りにしました。多くの人たちが危機感を抱き、街頭とネットで勢力を拡大する彼らへのカウンター行動が取り組まれるなかで、2010年始めに、差別・排外主義に反対する連絡会が結成されました。メンバーに若い人はあまりいません。だからと言って、〝それがどうした!〟という気概が一人一人の身体に一杯詰まっています。集会やイベントの防衛では圧倒的多数に対して毅然として立ち向い、継続してきたデモ行進では、今は「コロナ禍に乗じたヘイトをやめろ!」という横断幕が掲げられています。一人一人が別に闘いの場(沖縄、野宿者、原発など)を持ちながら、この連絡会に参加しています。
 今の社会状況の中、ヘイトにさらされる人々の側に立ち、共に立ち向かっていこうとする者の存在は貴重です。共に考え、共に闘っていく中でこそ、未来を見通す相乗的な関係を拡げていくことができるでしょう。
 しっかりと地に足をつけて非暴力で闘い続ける、差別・排外主義に反対する連絡会に多田謡子反権力人権賞を贈ります。

人権賞についてはこちらをご覧ください→多田基金について (tadayoko.net)