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2020年6月14日

(報告)ロナに乗じたヘイトをやめろ!第2弾-自粛警察(ポリス)にNO! 6.14緊急アクション

第2弾は池袋でやりました!!

 「一人ひとりが接触者を8割減らす」という考え方に基づいた緊急事態宣言の下で、市民の外出や経済活動が「自粛」に追い込まれました。市民は不要不急の外出はしないように求められ、街の商店は店を開かないように圧力をかけられ、事業を停止した企業から多くの労働者が解雇されています。「自粛」しない商店・事業所に対して嫌がらせをする「自粛警察」まで現れて、多くの人々の日常生活が破壊されたのです。新型コロナウイルスの感染予防を大義名分に掲げた緊急事態宣言と「自粛」強要が、地域における監視と密告を横行させました。さらにそれが差別と分断を生み出し、特に外国人に対しては排外主義の激化として襲いかかっている現状に対して、標記の緊急行動を組みました。


 メインゲストはジャーナリスト安田浩一さんです。そのお話からは、時を経るごとに激しくなった外国人への排外主義的な攻撃の様子がよくわかりました。
 まず、商店が中国人の入店を拒むところからヘイトが始まりました。それが、中国人の経営する商店・飲食店への嫌がらせへと拡大します。一方で「官製ヘイト」も起こります。さいたま市が市内の幼稚園にマスクを配る際に、朝鮮学校付属の幼稚園への配布を除外したのです。その方針が多くに抗議の声によって撤回させられると、かわって当該の幼稚園に「外国人のくせにマスクを求めるのか」「日本人と同じ権利があると思っているのか」というヘイトメールが殺到します。愛知県では、病院に対して「外国人の診察をやめろ」という嫌がらせがありました。ただでさえ緊急事態宣言で生活が苦しくなっているところに、外国人差別というさらなる抑圧が襲いかかったのです。


 この日は、14:30~15:00の池袋東口駅前広場での事前情宣と15:30からの集会・デモの2部構成でした。雨模様の天気の中を駆けつけて下さった7団体の方から発言を受けました。各地域・各課題で取り組みを重ねている皆さんですが、それぞれのお話からは緊急事態宣言(さらには改憲で導入がもくろまれている緊急事態条項)が差別と排外主義を強めるものであることがよくわかりました。(発言団体は五十音順に、「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」「『高校無償化』からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」「集会・デモくらい自由にやらせろ!実行委員会」「争議団連絡会議」「たんぽぽ舎」「反戦実行委員会」「ヘイトスピーチを許さない・練馬」です)


 デモは、池袋東口近辺を1周する2.6㎞1時間のコース。特筆するべきは、沿道のビラの受け取りの良さです。用意していたビラを、デモ前半の30分ですべて撒ききってしまいました。10人近くの方が続けてビラを受け取ってくれるということが、何回もありました。連絡会のデモ行進でここまで受け取りがいいというのは、記憶にありません。また、デモの途中で飛び入りの参加者もありました。20代前半の方で、デモ初体験だそうです。おかしなことがあったら声をあげないといけないと思っていましたということで躊躇なく隊列に入ったとのことです。交流会も2次会までお付き合いいただきました。
 デモ終了時の参加者は70名。この日は、多くの行動が重なっていました。代々木公園では黒人差別に抗議する「ブラック・ライブズ・マター」運動のデモ行進があり、3,500人の参加者。また、レイシズム団体も渋谷と秋葉原でヘイト街宣・ヘイトデモを行ない、それぞれ抗議のカウンター行動が取り組まれました。期せずして、反差別・反排外主義の同時行動になったわけです。


 安田さんと7団体の方からは、それぞれ貴重な視点をいただきましたが、その中から一つご紹介します。「ロックダウン」と「ステイホーム」です。今回の新型コロナウイルスの感染予防でキーワードになっていました。ロックダウンは「都市封鎖」、ステイホームは「家ですごそう」です。ところが、このロックダウンというのは、イスラエルによるパレスチナ民衆弾圧に使われた方法とのことです。抵抗するパレスチナ民衆を封じ込めるために都市を封鎖したことが始まりだそうです。
 そして、ステイホームは見方を変えれば「人を家から出さない」ということになります。法的な強制力を持たせれば、「外出禁止令」になります。日本では、ロックダウンはされなかったし、ステイホームも強制力は持ちませんでした。しかし、方向性としては「治安弾圧」の方向性をはっきり持っているものだったわけです。安田さんが、最後に次のようなことをおっしゃっていました。「なぜ私はヘイトスピーチに反対するのか。それは、差別と偏見の向こうに戦争と殺戮があるからです」
 差別・排外主義が治安弾圧と結びついた後に、戦争と殺戮がやってくる。今私達は、その歴史の入り口に立たされているのではないか。そんなことを感じさせられた行動でした。

 

国境を越えて連帯するぞ!     東京都は朝鮮人犠牲者追悼式典に占有許可を出せ!

緊急事態を改憲の口実にするな 外国人への排斥やめろ! Black Lives Matter

2020年06月14日News:コロナに乗じたヘイトをやめろ!第2弾-自粛警察(ポリス)にNO! 6.14緊急アクション

2020年5月22日

ロナに乗じたヘイトをやめろ!第2弾-自粛警察(ポリス)にNO! 6.14緊急アクション(案内)

 緊急事態宣言の下、かつての有事における流言飛語・密告奨励・異端叩きという「自警団」社会が再び到来しつつあります。営業している店に「警察に通報するぞ」などの張り紙を貼ったり、電話やメールで脅しをかける「自粛警察(ポリス)」、「コロナ自警団」なる連中が跋扈しています。
 連絡会は4月19日の「コロナに乗じたヘイトをやめろ!」に続いて、この状況を撃つ第2弾を行います。是非ご参加ください。
※マスクはご持参下さい。お持ちでない方には僅かですがストックもあります。その他、感染症に対する必要な配慮はさせていただきます。

・行動日:6月14日(日)
・デモの集合時間:15時30分
デモの集合場所:東池袋中央公園(豊島区東池袋3-1-6)
 なお、当日は池袋駅東口駅前広場において14時30分より15時まで事前情宣を行っていますので、可能でしたらこの時間帯にお出で下さい。
・デモ出発:16時00分
・呼びかけ:差別・排外主義に反対する連絡会
・お問合せ:riteihyo@gmail.comまたはhannhaigaisyugi@gmail.com

当日のビラ☟


2020年05月22日News:コロナに乗じたヘイトをやめろ!第2弾-自粛警察(ポリス)にNO! 6.14緊急アクション

2020年4月19日

(報告)コロナに乗じたヘイトをやめろ!4・19緊急アクション

 4月19日、「コロナに乗じたヘイトをやめろ!4・19緊急アクション」が、新宿駅東口アルタ前広場で行われた。緊急事態宣言下、「外出自粛」(「外へ出るな」)の圧力が一段と強まる中であったが100名が集まった。
 集会の冒頭、主催の差別・排外主義に反対する連絡会からは、「ヘイトをやめろ」とはヘイト集団の民族差別に止まらない。すさまじい差別や、デマ、排除、排斥がこの社会を覆い尽くしている。生活保護受給者に補償するなとか、子どもが遊ぶ公園が封鎖され、屋内の集会ができなくなり、特定の職業が差別され、「お上に従え」とばかりに、自粛が強要される状況はおかしいと、今日のデモを呼びかけたと提起。さらに、個別課題を越えてこの緊急事態下=有事における一切の差別を許さない、幅広い連携を持った行動を訴えた。連帯のアピールは、「朝鮮学校『無償化』排除に反対する連絡会 」「反天皇制運動連絡会」「茨城反貧困メーデー実行委員会」「沖縄への偏見を煽る放送を許さない市民有志」「『要請するなら補償しろ』デモ実行委員会」の五者から発言がなされた。集会後は、新宿の繁華街をデモ。日曜なのに閑散とした街に怒りのシュプレヒコールが響き渡った。


 この日に先立つ4月17日には、新宿駅西口で4・19アクションを呼びかける情宣を行った。横断幕を広げプラカードを手にマイクで通行人に呼びかける。緊急事態下とはいえ通勤客はそれなりに多く、ビラを向こうから手に取る人も何人かいて、思ったよりも反応が良かった。


 差別・排外主義に反対する連絡会が結成されて今年で10年が経つ。安倍政権からの7年は、「在特会」(現在は「日本第一党」)などのヘイト集団のみならず政権中枢に食い込む日本会議を軸とした差別・排外勢力の肥大化とネトウヨの蔓延である。その上で今日、有事における流言飛語・密告奨励・異端叩きという「自警団」社会が到来しつつある。営業している店に「警察に通報するぞ」などの張り紙を貼ったり、電話やメールで脅しをかける「自粛警察(ポリス)」なる連中も跋扈している。

 連絡会として4・19に続いて、この状況を撃つ第2弾以降も準備しつつ、他の闘いとも連携・共闘して闘ってゆきたい

 

【以下もご参照ください。当日、取材に見えられた方々の記事になります】
「今、凄まじい差別や排除・排外がこの社会を覆い尽くそうとしている。政府と東京都の強権で『ものも言えない環境』の中、敢えてこのデモを提起した」~4.19 コロナに乗じたヘイトをやめろ!4.19緊急アクション(新宿) 2020.4.19
新型コロナに乗じたヘイトが蔓延…中国・朝鮮系の店や学校への差別が頻発、抗議デモ発生

2020年04月19日News:コロナに乗じたヘイトをやめろ!4.19緊急アクション

2020年4月1日

コロナに乗じたヘイトをやめろ!4.19緊急アクション(新宿デモの案内)

コ ロナウイル スの感染拡大に乗じた中国系住民、飲食店などへの嫌がらせが続き、 ネット 上ではヘイトをあおるデマの流布も激しくなっています。 麻生財務大臣をはじめとして「武漢ウイルス」「チャイナウイルス」などと敢えて発言する政治家すら出現しています※。パンデミックに乗じたヘイトはジェノサイドへの道を開きます。レイシストの目論見を許してはなりません。みなさん是非緊急アクションに参加して下さい。


※WHOは2015年5月8日に、「新感染症命名に関するベストプラクティス」を発表し、一般呼称に関して「地域名、人名、動物や食物の種類、文化、産業、職業、過度の不安をあおる用語」は病名に含まれるべきではないと各国当局、科学者、メディアに呼びかけました。 https://www.who.int/mediacentre/news/notes/2015/naming-new-diseases/en/

 

4月19日(日)

集合場所:新宿アルタ前広場 集合時間:17時15分 デモ出発:18時

よびかけ:差別・排外主義に反対する連絡会

お問合せ:riteihyo@gmail.comもしくはhannhaigaisyugi@gmail.com

※マスクはご持参下さい。お持ちでない方には僅かですがストックもあります。その他、感染症に対する必要な配慮はさせていただきます。

2020年04月01日News:コロナに乗じたヘイトをやめろ!4.19緊急アクション

2020年2月29日

地域からつくる反ヘイト運動―2.29シンポジウ ム(報告)
 それぞれの地域に、それぞれの反ヘイトの闘い。各地域の皆さんに一堂に会していただいてお話を伺いながら交流を深める場として、今回の集会を企画しました。
 川崎・相模原・墨田・練馬の4つの地域です。「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」「反差別相模原市民ネットワーク」「東京都総合防災訓練に反対する荒川―墨田―山谷&足立実行委」「ヘイトスピーチ許さない・練馬」の4団体です(以下、便宜上地域名でご紹介させていただきます)。
 当り前のことですがそれぞれの地域で課題・闘いの組み方等が違ってきます。
 在日コリアンの集住地区がある川崎では、地域で執拗に繰り返されるヘイトデモ・街宣・集会を止めさせる各種の取り組みが、罰金規定も含んだ「差別禁止条例」の制定へと集約されて、これを実現させています。
相模原では、「在日特権を許さない市民の会」が衣替えをした「日本第一党」が、2019年の統一地方選で、ここを重点地域として選挙活動を行ないました。これに対して、「落選運動」で議会進出を阻止する闘いに取り組みました。
 墨田は、関東大震災時に朝鮮人虐殺が行なわれた地区であり、最近は毎年9月1日に行なわれている朝鮮人犠牲者追悼式に対してレイシストがこれを潰そうという策動を仕掛けてきています。台風の時に野宿者を避難所から排除するというような事件もあり、災害時の排外主義をどのように撃ち返していくかという問題意識が闘いの原動力になっています。
 練馬は、「日本第一党」が区役所本庁舎内に会場を借りて講演会を行ない、抗議する市民に対して警察が出動してこれを守るという事態から闘いが始まりました。区に対して実効性のあるヘイト対策の実施を求めています。
 それぞれの地域で、取り組みの課題や運動の組み方に違いはあっても、たとえば行政や議会に反ヘイトの取り組みを働きかけていることは共通しています。ヘイトをやめさせる実効性のある制度を作りたいということです。そのために、行政・議会への働きかけが課題になっていることがわかりました。
 一方、どの地域でも、市民とのつながりを作ることを大きな課題にして、集会や学習会を積み重ねています。それと、各地域の現場でカウンターがヘイトを抑えたことが、ヘイトデモの減少につながったという指摘や、カウンターをきっかけにして運動体ができた地域の話など、ヘイト現場での闘いが重要であることが理解できました。
 それらがすべて合わさって、各地域で「社会的包囲網」が構築されていったことが、今回のシンポジウムでリアルに認識することができました。
そして安倍政権とどう対峙していくかという点。戦前の植民地支配を清算していないことが現在のヘイトの原因であること、ネット・テレビを通じて排外主義が拡散されていることなどが指摘されて、政府の政策全体を撃っていくことの重要性が4地域の皆さんから指摘されました。

 

 シンポジウムの後に連帯アピールをしていただいた方々のお話が、まさにその関連で重要でした。朝鮮学校無償化連絡会、渋谷で野宿者運動を行っている方、右翼団体による朝鮮人犠牲者追悼式典破壊の攻撃と闘う方の3組の方です。国家による民族差別、歴史清算問題、地域における住民監視の問題と重層的な課題が浮かび上がって、集会を終えました。
 コロナウイルスによる「自粛ムード」の中で開催した集会でしたが、64名の方の参加がありました。                      
(以上)

 

 なお、当日参加できなかった方には資料集を実費(送料込みで500円)にてお送りさせていただきます。 詳しくは riteihyo@gmail.comまでお問合せください

2020年02月29日News:地域からつくる反ヘイト運動―2.29シンポジウム

2020年2月1日

地域からつくる反ヘイト運動―2.29シンポジウ(案内)
 2019年は、反ヘイト運動にとって激動の年でした。政権からメディアまで総ぐるみの韓国攻撃―バッシング、天皇代替わり-「令和」の下での国民一体化、日本第一党ら差別・排外主義勢力の地方議会への進出策動、さらに愛知トリエンナーレ「表現の不自由展」に体現された行政からネトウヨまで一体化した差別扇動と表現弾圧。

 一方で、反撃の闘いはどうであったのか、どこまで状況を変えることができたのか。

 そこで今回は、川崎・相模原・墨田・練馬の4地域で取り組んできた経緯をふまえ、地域が直面する困難性や教訓、切り拓いた地平など、互いにヒントになることや可能性が見えてくる有意義な場を作れたらと考えています。

 2020年は、より一層の波乱が予想されます。安倍政権の韓国政策が世論の(一定の)支持を得ている現状をどう打開するかがまず問われます。差別・排外主義に反対する連絡会も結成10年を迎えましたので、社会的包囲網の構築という課題の現状についても共に考えたいと思います。是非、多くのご参加をお待ちしています。

☆パネリス
・ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク
・反差別相模原市民ネットワーク
・東京都総合防災訓練に反対する荒川―墨田―山谷&足立実行委
・ヘイトスピーチ許さない・練馬

開催日時:2月29日(土) 13:30開場 14時開始
開催場所:としま区民センター (TOSHIMA CIVIC CENTER) 7階 会議室701~703「池袋駅」(東口)より徒歩7分 
資料代:500円
お問合せ:riteihyo@gmail.com
主催:差別・排外主義に反対する連絡会

2020年01月12日News:地域からつくる反ヘイト運動―2.29シンポジウム

2019年10月27日

「底が抜けた」ヘイト社会を撃つ!! (報告)
「差別・排外主義を許すな!10.27新宿ACTION」
 安倍政権の韓国叩きはおかしいぞ!

 安倍政権が先頭に立った韓国叩き、メディアの追随・翼賛、ネトウヨの跋扈┅┅今のこの国のレイシズム状況は、底が抜けたと言えるほどの危険水域に突入しています。
 そんな中、10月27日に新宿・新大久保地域をデモ行進する「差別・排外主義を許すな 10.27新宿ACTION 安倍政権の韓国叩きはおかしいぞ!」を行ないました。
今年の韓国へのヘイトは、日本軍性奴隷と徴用工への謝罪・賠償問題を水路として激化しました。天皇代替わりの今年、韓国国会議長からの「天皇は(日本軍性奴隷の)被害者に謝罪しろ」という発言に象徴される韓国からの謝罪・根本解決要求、徴用工問題での韓国大法院(最高裁判所)による日本企業への損害賠償命令。それに対して、安倍政権およびそれに追従する右派メディア・ネトウヨ的部分が激甚な反応を示して、猛烈な韓国叩きに出ました。
 その象徴が、「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」の中止事件でした。
日本軍性奴隷問題を象徴する「平和の少女像」と天皇を題材にした展示に対して、抗議と脅迫を集中させて展示会を中止に追い込んだのです。また、マスコミでは地上波テレビの番組でコリアンへのヘイトクライムが公然と煽動される事態さえ現れました。
 そのようなヘイト状況を打破して、コリアンを始めとする様々な国の人々と共につながり暮らしていける社会を作ろうというメッセージを新宿・新大久保地域の人々に届けるデモ行進になりました。
 「あいちトリエンナーレへの交付金中止を撤回せよ」「行政権力による表現弾圧を許すな」「メディアはコリアンへの差別煽動をやめろ」「日本政府は韓国人徴用工への補償を行なえ」「日本政府は日本軍性奴隷への謝罪を行なえ」「レイシストの議会への進出を阻止するぞ」「最高裁の朝鮮高校無償化判決を弾劾するぞ」┅┅┅今年新しく作ったプラカードです。これだけ多くのスローガンを新しく追加しなければならない現実に怒りを新たにします。
 新宿アルタ前を出発して、新宿西口・靖国通り・新宿区役所・職安通りを通って柏木公園に戻るというコースでした。参加者は120人で、昨年の85人から大幅に増えました。
出発地点での連帯アピールは、「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」「終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク」「川崎から日本軍『慰安婦』問題の解決を求める市民の会」「『高校無償化』からの朝鮮学校排除に反対する連絡会」「ヘイトスピーチ許さない・練馬」、そして墨田地域で反差別の闘いに長年取り組んできた仲間の5団体1個人のリレーアピールでした。
 この日の5日前の10月22日に天皇の即位式があり、500人の参加で反対デモが(主催は、上記「終わりにしよう天皇制!ネットワーク」)行われたのですが、この時に3人が不当逮捕されるという弾圧がかけられました。そのことへの抗議のアピールが特に強く訴えられました。
 なぜ、日本軍性奴隷や徴用工の問題が解決されず、それどころか逆に韓国への排外主義が煽られるのか。それは、天皇制のもとに朝鮮を侵略し植民地化した日本が、その歴史の事実をきちんと認めず、責任をあいまいにしているからです。その歴史的な責任をきちんと清算して、韓国やコリアンと本当に対等な関係で生きられる社会を作ること。それが、私達に求められています。

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Photograph by Mkimpo

2019年10月27日News:差別・排外主義を許すな!10.27新宿ACTION

2019年9月1日

(新宿デモの案内)

別・排外主義を許すな!10.27新宿ACTION

-安倍政権韓国叩きはおかしいぞ


 差別・排外主義に反対する連絡会は立ち上げから10年目を迎えます。
この10年、レイシズムに抗し、ヘイトスピーチの蔓延を許さない闘いに多くの人びとが声を上げ、行動してきました。しかし、今の状況は社会の底が抜けたと言えるほど危険水域に突入しています。この間、安倍政権が先頭に立った韓国叩き、メディアの追随・翼賛、ネトウヨの跋扈という、とんでもない事態が続いています。

 

「平和の少女像」への憎悪と罵倒の嵐は、「表現の不自由」=自由な表現を叩き潰し、卑劣な脅迫と行政権力による恫喝は一体のものであること満天下に明らかにしました。
権力に携わる者たちが、平然と歴史の歪曲に手を貸し、レイシストであることを恥じることもなく、行政に君臨する様を、これ以上放置しておくわけにはいきません。

 私たちは2011年以来、毎年秋の新宿デモを続けてきました。デモの権利もジワジワと狭められていますが、今こそ街頭で声を上げ、訴える秋(とき)です。
10・27新宿ACTIONへの幅広い結集を呼びかけるとともに、この行動の成功へ、参加・賛同をよろしくお願いします。


日程⇒10月27日(日)14時 新宿アルタ前広場集合、15時デモ出発
アルタ前広場を出発地し、柏木公園で解散

主催:差別・排外主義に反対する連絡会

2019年09月01日News:差別・排外主義を許すな!10.27新宿ACTION

2019年7月14日

報告ー 「フィリピン人一家」へのヘイトデモ事件から10年―議会を浸蝕する差別主義・レイシズムを許すな!7.14集会

 今から10年前の2009年、埼玉県に住むフィリピン人一家に対し、在日特権を許さない市民の会等の差別・排外主義団体はその追放を声高に叫び、激しく攻撃した。またこの年には京都朝鮮学校襲撃事件も起こしている。こうした事件をきっかけに在特会等の差別・排外主義団体は勢いをつけ街頭での活動を活発化させながらヘイトスピーチをまき散らすようになった。
 こうした事態に対処するため、2016年にヘイトスピーチ解消法が成立すると、在特会の会長であった桜井誠は日本第一党なるものを立ち上げ、同時に東京都知事選に立候補した。議会にも触手を伸ばしたのである。
 この集会は日本第一党のようにこれから議会に進出しようと目論んでいる者のみならず、現に議員である者がいかに議会を腐らせてしまっているのか、その背景や現状に迫る。
 先ず、研究者の立場から東大大学院の明戸隆浩さんにお話を伺い、また常に現場に立ち被害者の視点から取材をしてきた神奈川新聞社の石橋学さんには差別根絶条例の制定で焦点化している川崎の現状を語っていただいた。
 明戸さんは石原都政時代に遡り、政治家によるヘイトスピーチ事例を取り上げながら日本第一党、日本国民党、NHKから国民を守る党などの差別・排外主義団体の問題点について言及した。その根幹にあるのは旧植民地時代の優越感であり、連綿と続く無意識の差別感情であろう。しかし、露骨に差別言動をしているにもかかわらず、彼らは自らが差別しているという事実を否定する。それは「歴史否定を一般化した概念で、既に生じた差別による加害を否定したり、過小評価したり、正当化したりする」ことで成り立っている、と語る。
 引き続き石橋さんからは、ヘイトスピーチを根絶するため川崎市が提案している「『(仮称)川崎市差別のない人権尊重のまちづくり条例』(素案)について」の説明があった。この案ができるまでの激烈なヘイトデモの歴史も踏まえ、この条例について熱く語った。私もカウンターには何度か加わったがともかくひどいものであった。
 それはともかく、 この条例案が画期的なのは、ヘイトスピーチ解消法が理念法であるのに対し50万円までの罰則規定を設けたこと、「ヘイトスピーチにつながっていく土壌に、直接対処する幅広い条例」であることだ。ただ、ネット上のヘイトスピーチに対処する施策については不十分と言える、とも語った。
 いずれにしろ、議会を浸蝕する差別主義・レイシズムとの闘いまだ始まったばかりである。
2019年07月22日News:議会を浸蝕する差別主義・レイシズムを許すな!7.14集会

2019年7月1日

集会案内―議会を浸蝕する差別主義・レイシズムを許すな!7.14集会

 2009年、埼玉県在住のフィリピン人一家を「追放しろ!」というヘイトデモに対してカウンター行動が闘われました。「行動する保守」を自称する「在特会」らレイシスト勢力の公然登場から既に10年! 街頭デモこそ減少したとはいえ、この春には、「日本第一党」が神奈川をはじめ、地方議会選挙に続々と立候補しました。全員が落選とはいえ、得票数は決して軽視できません。さらに選挙運動を名目に政党として街頭で堂々とヘイト暴言を撒き散らし、併せて、「日本第一党」同様の日本会議を始めとしたレイシスト地方議員も、各地で増えているのが現状です。
 問題は、こうした勢力をのさばらせる土壌であり、心情シンパやカンパ網が草の根的に拡がっていることです。
私たちは、様々な行動に参加しながら、こうした今日的な差別・排外主義の源流はどこにあるのか、そしてどのように増殖してきたのかを探るために講演集会やシンポジウムを重ねてきました。
 今年2月16日に、「なぜ人々はヘイト本を買うのか!?」と題して『歴史修正主義とサブカルチャー』の著者・倉橋耕平さんの講演集会を行いました。今回は、前回のテーマ・論議をふまえつつ、特に議会への浸蝕に焦点を当てて、その手法から実態まで徹底的に解明しながら、今後の闘い方をともに展望してゆきたいと考えています。
 そこで、ジャーナリストの立場から石橋学さん、研究者の立場から明戸隆浩さん、そしてこの10年の闘いの地平を連絡会からと、提起・ディスカッションを予定しています
 お二人には、今の状況に照らした分析・提起を語ってもらいます。
さらに集会では、各地で差別・排外主義と闘っている人達の発言・報告もあります。
多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

●日時:7月14日(日)18時~(17時45分開場)
●場所:文京区民センター2A(地下鉄 春日駅/後楽園駅)
 http://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/kumin_map.pdf
●お話
 明戸隆浩さん(社会学、社会思想、多文化社会論)
 石橋 学さん(ジャーナリスト、神奈川新聞)
*資料代 500円

主催:差別・排外主義に反対する連絡会(連絡先Eメール:riteihyo@gmail.com)
2019年07月01日News:議会を浸蝕する差別主義・レイシズムを許すな!7.14集会